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3分間で読む-フェデリコ・アルバレス

社会変革を加速化させるソーシャルメディア

デジタルプラットフォームから発信された情報は、Change.orgに流れ、そしてデジタルプラットフォームに帰っていく

体の具合が悪くなった時にGoogleで症状を調べることはよくあることだ。友だちの誕生日のお祝いの言葉を贈りたい時には、Facebookに投稿する。アイデアや意見、あるいは自分が体験した何かを共有したい時にはInstagramで投稿やコメントをしたり、WhatsAppを通じて友だちとつながる。そして、指導者や政策の決定権者の意思を確認したい時には、Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)でキャンペーンを立ち上げたり、賛同したりするのである。

2020年3月、WHO(世界保健機関)が新型コロナウイルスはパンデミックであると宣言した時、Change.orgへのアクセスはかつてない量を記録し、何千件もの新しいキャンペーンが立ち上がり、全世界から数百万の賛同が集まった。ユーザーがChange.orgを利用する回数は右肩上がりに増加したが、その他のサイト、とくにFacebookやNetflix、YouTubeなどのアクセス数でも同様の傾向が見られた。

Source: The virus changed the way we use internet

Agility PRが発表したソーシャルリスニングの統計によれば、「1カ月間のうちに、ソーシャルメディアとWebに投稿された新型コロナウイルス関連のメンションの数は1,900万を超えた。これらの投稿の合計インプレッション数は実に3兆を超えている」ということだが、この報告書の通り、「全世界で45億人のインターネットユーザーが1ヶ月の間に目にする新型コロナウイルス関連の情報は1人686回となる」。(出典)

Googleで検索された “change.org + coronavirus” (新型コロナウイルス)

3月15日から28日までに、「新型コロナウイルス」という言葉のインターネットでの出現頻度は、世界中でピークに達した。Google Trendによれば、この用語に対する関心は最高となり、 Awarioのソーシャルメディア統計によれば、メンションされた数は1,600万近くにも及んだとのことだ。「change.org coronavirus」という用語の組み合わせによる検索数もまた、この2週間の間でピークに達したという結果が出ている。

3月22日の週には、Change.orgのサイトへの全訪問の75%以上が、FacebookやWhatsApp、さらにはTwitterやInstagramなどその他のソーシャルメディア経由となっている。そして同じ週には、1,100万人を超す人々が何らかのキャンペーンに賛同するためにFacebookからChange.orgを訪れており、これはChange.orgが始まって以来の新記録となった。

Change.orgに訪問するユーザーのアクセス元

私たちのインターネットの利用方法やその理由がパンデミックの影響を強く受けていることに疑いの余地はない。全世界でソーシャルディスタンスが当たり前となり、ロックダウンが実施される中、人々はインターネットを、エンターテインメントや息抜き、人とのつながりを求めるためだけでなく、社会課題に変革を求めるツールとしても利用するようになったのである。

筆者: フェデリコ・アルバレス